アクセス解析 not provided

アクセス解析で最低限チェックすべき項目はこれくらいです。

・ページ別のアクセス数
・曜日別のアクセス数
・時間別のアクセス数
・どこのページからアクセスされているか
・どんな検索語で検索されているか

もちろん、精査すればするほど色々分かる事が増えていきますが、
アクセス解析の画面に拒否反応が出る方も少なくありませんので。

ところで、最重要の項目である「どんな検索語で検索されているか」
が最近、少しずつ怪しくなってきています。

(not provided) 検索語は不明

というのがいくつも見えます。

「私が使っているアクセス解析にはそんなのは出ないよ」

というあなた、それは単にそのアクセス解析が「検索語が分からない
検索エンジンからのアクセス」を表示してないだけです。

なぜそう言い切れるのかというと、実はグーグルのアカウントで
グーグルにログインしたままの状態でグーグル検索すると、

https://www.google.co.jp/search?ix=acb&ie=UTF-8&q=%E3%81%82%E3%81%82%E3%81%82

のように、URLの冒頭が「http://」ではなく「https://」に
なります。たった1つ s が付くだけですが結果は大違いです。

s 抜きの

http://www.google.co.jp/search?ix=acb&ie=UTF-8&q=%E3%81%82%E3%81%82%E3%81%82

から検索結果のホームページにアクセスすると、アクセス解析では
「検索語:あああ」と記録が残ります。

しかし、s 付きの

https://www.google.co.jp/search?ix=acb&ie=UTF-8&q=%E3%81%82%E3%81%82%E3%81%82

から検索結果のホームページにアクセスすると、アクセス解析には

https://www.google.co.jp/

からアクセスがあったという記録しか残りません。

技術的な話はともかく、問題は「検索語が分からないグーグルからの
アクセス数」がどれくらいの割合であるのか、です。

対策は1つ。

グーグルのアクセス解析とグーグルウェブマスターツールを連携
させるしかありません。

下記ページに詳しい手順が載っていますのでどうぞ。

・[[ウェブマスターツールとGoogle Analyticsを関連付ける方法 http://www.a-tubuyaki.com/?p=273]]