本名と恥ずかしいDL履歴が一生ネット上に晒される?ファイル共有ソフトの落とし穴

2月19日から21日までの3日間で、ファイル共有ソフトを利用して、違法なファイルをアップロードしていた27人が逮捕された。一斉取り締まりは、これで4回目となる。

ファイル共有ソフト「Winny」の作者が著作権法違反容疑で逮捕されたのが10年前。その後も、Winny利用者がウィルスに感染する事例が頻発した。個人のメールやデジカメ写真から、警察や自衛隊の内部資料まで漏洩して世間を騒がせたのだ。その後、ニュースに上らないので下火になったと思いきや、今でも多数のユーザーが利用している。

コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、2013年1月18日にファイル共有ソフトのネットワーク分析を実施。今でも、10万台以上のPCがWinny、Share、PerfectDarkといったファイル共有ソフトを動作させていることがわかった。

Winnyの開発者が起訴された件は、結局最高裁で無罪が確定している。ソフトそのものは違法でないということだ。しかし、利用者のほとんどは違法ファイルをやりとりしているのが現実。すでにサイバー警察はネットワークの解析をしており、ファイルをアップロードしている人を突き止めることが可能になっている。

●「神」や「職人」は逮捕されて当然だが…

今のところ、逮捕されているのはアップロードしている「神」や「職人」といった人たちだ。彼らは、自らコンテンツを購入し、他人が見やすいようにスキャンしたり変換して、共有ネットワークに流している。対価や賞賛もないが、彼らなりのやりがいがあるようで、多数の神や職人が違法ファイルをアップロードしている。彼らが、著作権を大いに侵害しているのが明確なので、逮捕されるのは当然だろう。

注意したいのは一般ユーザーだ。2012年10月に違法ダウンロード刑罰化が開始された。現在は、違法であると認識しながら、動画や音楽、コミックなどのファイルをダウンロードすると、逮捕される可能性がある。逮捕されると、一部の人はフルネームを公表され、永遠にネットに残ることになる。その際、どの作品の著作権を侵害したかも書かれるが、映画ならともかく、人に知られたくないコンテンツだった場合は、その後の人生に多大な影響を与えることになる。

数百円~数千円もするコンテンツを大量にダウンロードしていると、何か得をした気分になるのかもしれないが、リスクは大きい。「『BitTorrent』というWinnyタイプとは別の仕組みを利用したファイル共有ソフトを使えば大丈夫」といった都市伝説も信じないように。確かに一斉捜査は難しいものの、狙ったターゲットを摘発することは可能。警察もすでに注目しているので、いつTorrentユーザーが摘発されるかわからない状態なのだ。

「自分だけは大丈夫だろう」とずるずると共有ソフトを利用するのは今すぐやめておくべきだ

2/26 ニュース

スマートフォン内の個人情報を抜き取るウイルスを仕込んだとしてアプリを提供した会社の元会長らが警視庁に逮捕された「ザ・ムービー事件」。

逮捕された5人全員が昨年末に不起訴になって以降、同種のアプリが横行している。ウイルス対策会社によると、今年になって見つかった情報抜き取り型アプリは20種類近くにのぼる。専門家は「悪質なタイプも多い。不起訴がお墨付きだと思ってほしくはない」と懸念している。

「ムービー事件が不起訴になってよかった」

こう歓迎するのは、無料アプリ「全国電話帳」を作った神奈川県のアプリ開発者の男性(34)だ。インストールすると、スマホに入っている電話帳内の住所、氏名、電話番号、メールアドレスが外部送信されるアプリで、昨年9月の公開以来、少なくとも76万人分の情報が男性側に送られたという。

その後、アプリの情報送信が問題視されたため、男性はいったん公開を中止していたが、昨年12月31日、「全国共有電話帳」と名称を変えて再び公開。「ザ・ムービー」事件で、元会長らの不起訴が発表された4日後だった。今月中旬にアプリ公開先のグーグルが「規約に違反する」として公開を中止させたが、それまでの間に約1万人分の情報を入手した。男性は「刑法に違反しないことは明らか」と主張する。

このほかにも、電話帳の内容を抜き取るアプリが続々と公開されている。ウイルス対策会社「シマンテック」は1月以降、少なくとも18種類を発見。「最速充電」などの名称で、スマホの充電時間を短くする機能を装うアプリもあったが、いずれも実際にはそうした機能はなかった。

2009年に島根県立大1年平岡都さん=当時(19)=が行方不明となり、広島県の山中で遺体が見つかった事件で、同事件への公的懸賞金制度適用が延長されたことを受け、島根、広島両県警合同捜査本部は26日、新たに作成したチラシを配布し情報提供を呼び掛けた。
JR松江駅(松江市)では26日朝、島根県警の彦坂正人本部長がチラシを配り、市民に協力を求めた。彦坂本部長は「いろいろな理由で情報提供できなかった人に、わずかな情報でも提供していただき、解決につなげたい」と話した。
平岡さんは09年10月26日午後9時すぎ、同県浜田市のショッピングセンターを出た後に行方不明となり、同年11月6日に広島県北広島町の臥竜山で、遺体の一部が発見された。

BackTrack5 無線LAN ハッキング

BackTrackを使用した無線LANハッキング手引き

~はじめに~

BackTrackとは?

Linux系のOSです。

OS(オペレーションシステム)としては有名なものにWindowsやMacなどがありますが、これらは有料で家庭用パソコンや仕事でクリエイターなどが使用するものです。

それではBackTrackはそれらOSと何が違うのでしょうか?

BackTrackとは主にペネトレーションに使われるOSです。

ペネトレーションとはセキュリティ耐久テストのようなものです。擬似的にセキュリティにハッキングを仕掛けてシステムの耐久力をテストします。

BackTrackにはWindowsやMacでは使えないハッキング用のツールや素人にはインストールが難しいペネトレーション用ツールなどが初期段階でそろっています。つまり、使い方を知っていれば小学生や中学生でも、やり方さえマスターすればドラマや映画の中のようなハッカーになることができます。

~作業目的~

今回は無線LANで使われる、暗号化の種類であるWEPキーやWPA/WPA2-PSKなどを解析して無線LANを無断使用(踏み台やただ乗り)中心に紹介したいと思います。

なぜ無線LANをハッキングされると困るのでしょうか?

私の家はインターネットし放題で別に料金は発生しないし……。という考えを持つ人も少なくないでしょう。しかし、クラッカー(ハッカーの中の悪い人間の部類)たちはそんなに甘い考えをもっていません。

無線LANを利用した犯罪には様々なものがあります。まず、上で紹介したように“踏み台”というものがあります。たとえば、巨大掲示板2ちゃんねるに「明日、WhiteHackerZ本社を爆破する!」という書き込みをしたとします。これは威力業務上妨害等の法律に抵触します。つまり書き込み内容が悪質な場合、逮捕されかねません。この場合、警察は書き込みをした人間を特定する際にIPアドレスというものを参照して犯人を特定します。IPアドレスとは通信機器に振られた個別の番号でインターネットを使用する際にサーバーに記録されるので警察などの逮捕権を持つ組織であれば個人を特定することが可能です。

つまりは、無線LANでハッキングや脅迫の書き込みを行えば、その無線LANルーターを持つ人に疑いの目が最初にかかります。そのほかにも無線LANを利用した際に残ったパケットなどを解析してその人が何を見ていたのかもわかる場合があります。

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