2016年7月の読書メーター
読んだ本の数:39冊
読んだページ数:8647ページ
ナイス数:4ナイス
これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学の感想
私自身の結論として、いくつかの事例で挙げられていた緊急状態の事情は違う、行動倫理は社会状態、緊急状態において異なる。緊急状態においては、生存本能としての個人の生命維持、次に自分を守るための他者への配慮。社会状態において、行動倫理を考える場合、最終的な幸福の目標をどこに置くか。自分か所属するコミュニティか人間全体か。個人主義に陥れば社会から隔絶される。そうすれば生きることが難しくなる。カントの三大批判も読んだがその結論になった。
読了日:7月31日 著者:マイケル・サンデル
「権力」を握る人の法則
読了日:7月31日 著者:ジェフリー・フェファー
エミール (まんがで読破 MD111)の感想
足るを知るということといえる。しかし、現代の経済学において需要が供給をもたらし、社会が発展するという考えでは人々の欲望を刺激する必要がある。社会においては、他人と同じ価値観であるを強要し、その中で自己を演出するための違いを求める。社会学上でも人は社会なしには生きられないとするため仕方のない部分ではある。民主主義社会において多数が力を持つというなら、世俗を離れた高尚だとルソーが考える考えにどれほどの価値があるのか。啓蒙主義に限界を感じたルソーが教育に視点を移し、社会を変えようと考えたのはその通りであろう。
読了日:7月29日 著者:バラエティ・アートワークス
ディメンション W(10) (ヤングガンガンコミックススーパー)
読了日:7月28日 著者:岩原裕二
ゲーテとの対話 (まんがで読破)
読了日:7月27日 著者:エッカーマン
昆虫記 (まんがで読破)の感想
ミルと知り合いだった。昆虫は本能行動を中断すると、もう一度最初からやり直さないといけない。
読了日:7月27日 著者:ファーブル,バラエティアートワークス
阿Q正伝 (まんがで読破)の感想
藤野先生において、魯迅が文学を志すうえで最大の動機となったのが、中国の民衆の精神を改造したいとする意思であったことは間違いないところだろう。狂人日記において、中国で伝統的に信じられている価値観、儒教道徳への批判。明日において、民衆の無知蒙昧に根差した迷信。阿q正伝において、同胞が殺されるのを喜んで見物する風習への怒り。
読了日:7月27日 著者:魯迅,バラエティアートワークス
パンドラの匣・ヴィヨンの妻 (まんがで読破)の感想
パンドラの匣 1945年 太宰の読者であった木村庄助の病床日記がもとになっている。 ヴィヨンの妻 1947年 新しい価値観 桜桃 1948年 ダウン症の息子 グッド・バイ 1948年 未完 この内容をみる限り太宰に死ぬ気はなかった。
読了日:7月27日 著者:太宰治,バラエティアートワークス
旧約聖書 (まんがで読破)の感想
旧約聖書は、ユダヤ教およびキリスト教の正典である。また、イスラム教においてもその一部(モーセ五書、詩篇)が啓典とされている。「旧約聖書」という呼称は旧約の成就としての『新約聖書』を持つキリスト教の立場からのもので、ユダヤ教ではこれが唯一の「聖書」である。そのためユダヤ教では旧約聖書とは呼ばれず、単に聖書と呼ばれる。
読了日:7月23日 著者:バラエティアートワークス
悪霊 (まんがで読破)の感想
1873年、農奴解放や自由化の波に揺れる帝政ロシア、その思想の揺れをネチャーエフ事件に影響を受け、スタヴローギンのニヒリズム、ピョートルの革命至上主義、シャートフのロシア民族主義、シガリョフのユートピア論、キリーロフの人神思想。登場人物とともに当時の思想を描いた。
読了日:7月23日 著者:ドストエフスキー,バラエティアートワークス
こころ (まんがで読破)
読了日:7月23日 著者:夏目漱石,バラエティアートワークス
バイオーグ・トリニティ 9 (ヤングジャンプコミックス)
読了日:7月22日 著者:大暮維人
ヴェニスの商人 (まんがで読破)の感想
ユダヤ教徒でない者たちが、ユダヤ法をシャイロックに提示していて、逆にユダヤ教徒であるシャイロックは、ユダヤ法を破っていることが喜劇といえる。最終的にユダヤ教徒らしからぬ、シャイロックがキリスト教に改宗させられる。
読了日:7月20日 著者:シェイクスピア
茶の本 (まんがで読破)の感想
新渡戸稲造「武士道」とほぼ同じ時期に英語で出版され、日本文化の啓蒙書として世界中で読み継がれている岡倉天心著「茶の本」。 明治時代、文部官僚として日本美術の再興に尽力した天心だが、ボストン美術館で東洋美術収集の仕事をするようになってから、欧米社会にいかにして日本文化の奥深さを伝えるかを自らのミッションと考えるようになった。
読了日:7月20日 著者:岡倉天心,バラエティアートワークス
ちはやふる(32) (BE LOVE KC)
読了日:7月16日 著者:末次由紀
地下室の手記 (まんがで読破)の感想
第一部はチェルヌィシェフスキーの小説『何をなすべきか?』で説かれた「理性的エゴイズム」理論を批判する哲学的考察になっている。「人は私利私欲を理性的に追求することによって同時に他者への利益をも生かすことになる」という「楽観的な人間観」で、この小説は当時の急進派の若者のバイブルだった。ドフトエフスキーは、人間は理性的な生きものではない、時には不利と分かっていながらあえて理性に反する行動をとることがあるし、そこに人間らしさがあるのだと反論する。人気のある本を反駁するという手法
読了日:7月16日 著者:ドストエフスキー,バラエティアートワークス
KISS×DEATH 2 (ジャンプコミックス)
読了日:7月14日 著者:叶恭弘
カラダ探し 8 (ジャンプコミックス)
読了日:7月14日 著者:村瀬克俊
雇用・利子および貨幣の一般理論 (まんがで読破 MD134)
読了日:7月12日 著者:ケインズ
王様ゲーム(5) (アクションコミックス)
読了日:7月10日 著者:連打一人
王様ゲーム 終極(5) (アクションコミックス)
読了日:7月10日 著者:栗山廉士
王様ゲーム 起源(6) (アクションコミックス(月刊アクション))
読了日:7月10日 著者:山田J太,金沢伸明
王様ゲーム 臨場(3) (アクションコミックス)
読了日:7月10日 著者:栗山廉士,金沢伸明
7thGARDEN 5 (ジャンプコミックス)
読了日:7月10日 著者:泉光
ソクラテスの弁明 (まんがで読破 MD122)の感想
いかにして弁論で相手を論破できるか 無知の知 死を知らないので死を恐れない
読了日:7月10日 著者:プラトン,バラエティ・アートワークス
発掘された古代オリエント
読了日:7月9日 著者:小川英雄
白鯨 (まんがで読破)の感想
鯨油のためとはいえ、頭を切断し皮脂を剥がしたら、後は放置。老いた鯨から龍涎香を取り出したり、征服欲を満たすためステーキにすることもあるが、大部分は捨ててしまう。鯨を浪費しため、鯨を追って太平洋へ。捕鯨の補給基地のため、武力をちらつかせ日本に開国を迫る。そんな時代に30人の命を奪い、3隻の捕鯨船と14艘の捕鯨ボートを破壊し、2隻の商船を沈没させた「モチャ・ディック」というマッコウ鯨(実話)をテーマとした話。
読了日:7月9日 著者:メルヴィル
失楽園 (まんがで読破 96)の感想
ミルトンは悪魔学の専門家ではなかったが、その当時に見られた悪魔に対する様々な説を総合した独自の解釈を作中に盛り込んだ。ミルトンによる解釈はその後のキリスト教に影響し、殊にルシファーに関する逸話に大きな影響を与えた。ミルトンの詩の中では、ルシファーはヤハウェの偉大さを知りつつ、服従よりも自由に戦って敗北することを選ぶ、一種の英雄として描かれる。本作は清教徒革命のあとで執筆されており、そしてミルトンは共和派、すなわち自由のために絶対君主たる王と戦った側であった。
読了日:7月9日 著者:ミルトン,バラエティアートワークス
げんしけん 二代目の十一(20) (アフタヌーンKC)
読了日:7月8日 著者:木尾士目
7thGARDEN 4 (ジャンプコミックス)
読了日:7月8日 著者:泉光
ベルセルク 38 (ヤングアニマルコミックス)
読了日:7月8日 著者:三浦建太郎
ユリシーズ (まんがで読破)の感想
ストーリーなんてない。わからなくていいということがわかった。
読了日:7月6日 著者:ジョイス,バラエティアートワークス
古事記/日本書紀 (まんがで読破Remix)の感想
古事記 712年 33代推古まで 弥生時代末期、ヤマトタケル 日本語表記 神話重視で物語性が強い 国内向け 日本書紀 720年 41代持統まで 漢文表記 当時のさまざまな書物などから情報を集約した記録 国外向けの正史
読了日:7月6日 著者:バラエティ・アートワークス
共産党宣言 (まんがで読破)の感想
資本論より前。
読了日:7月6日 著者:マルクス,エンゲルス,バラエティアートワークス
まんがでわかる! フロイトとユングの心理学 (まんがで読破 Remix)
読了日:7月6日 著者:フロイト
都市誕生の考古学 (世界の考古学)
読了日:7月4日 著者:小泉龍人
メソポタミア文明入門 (岩波ジュニア新書)
読了日:7月4日 著者:中田一郎
パズル 下 (角川コミックス・エース 112-7)
読了日:7月3日 著者:山田悠介
パズル 上 (角川コミックス・エース 112-6)
読了日:7月3日 著者:山田悠介
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