攻殻機動隊

505cafb0.jpg

 


 


 


 


 


時代は21世紀、核戦争とそれに続く世界大戦を経て、世界秩序は大きく変化し、科学技術は飛躍的に高度化した。その中でマイクロマシン神経ネットに直接接続する電脳化技術や、義手・義足にロボット技術を付加した発展系であるサイボーグ義体化)技術が発展、普及した。その結果、多くの人間が電脳によってインターネットに直接アクセスできる時代が到来した。人間、電脳化した人間、サイボーグ、アンドロイドバイオロイドが混在する社会の中で、テロ暗殺汚職などの犯罪を事前に察知してその被害を最小限に防ぐ内務省直属の攻勢の公安警察組織、攻殻機動隊公安9課)の活躍を描いたサイエンスフィクションである。


作品中に描かれている独特の世界観、精密な描写、緻密な状況設定や未来技術の考証などがSFマニアやアニメファンを惹きつけた。


人体にインプラントしたプラグ結線によるサイバースペースへの没入、企業AIの攻撃型防壁、着用型擬装装置、人間をハッキングして操るAI人形使い、人間と融合し神のごとく進化するAIなどから、小説『ニューロマンサー』の影響が伺える。


 


攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG Individual Eleven/アニメ 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG Individual Eleven/アニメ

出身校 東京都渋谷区 短大生

開業医一家 受験の重圧とは 


 「(妹に)『夢がないね』となじられ、頭にきて殺した」。東京都渋谷区の短大生武藤亜澄(あずみ)さん(20)が自宅で切断されて見つかった事件で、逮捕された兄の予備校生勇貴(ゆうき)容疑者(21)の犯行動機は衝撃的だ。背景には開業医一家という家庭環境と受験の重圧があるが、受験期を控えた兄と学生生活を楽しむ妹の間には一体、何があったのか。現役医大生と識者に聞いた。


 事件は昨年十二月三十日午後三時ごろに起こった。妹の亜澄さんから「私には夢があるけど勇君にはないね」「勇君はしっかり勉強しないから夢がかなわない」と言われて逆上した勇貴容疑者は、亜澄さんの首を絞めるなどして殺害した後、包丁やのこぎりで遺体を切断しポリ袋に入れるというショッキングな展開だ。


 勇貴容疑者の両親はともに近所でも「腕利き」で評判の歯科医師で、兄も父親の衛さん(62)と同じ日本大学歯学部に通う歯科医師一家だ。同容疑者も高校一年生のころから同大歯学部への進学を希望。現在、三浪中で、歯学部入学を目指して予備校に通っていた。一歳年下の妹は、女優を目指す短大生で、まじめで目立たないタイプの勇貴容疑者とは対照的に活発な性格だったという。


 同じような医師一家の境遇にありながら、難関を突破した現役の医大生たちは、今回の事件をどう見ているのだろうか。


 愛知県の医大に通う女性(23)は、医学部に入るために三浪したという。


 父親は開業医。年子の弟は現役で自分より先に歯大に合格した。「うらやましい部分はあった。(医大入学は)『理想論だ』とか『できもしないくせに』と言われると、悲しかった。(勇貴容疑者も)『夢がない』と言われてショックを受け、苦しかっただろう」と想像する。


 勇貴容疑者が妹から「夢がかなわない」と言われてカッとなった心理は、有名国立大医学部に現役で入学した女子学生(22)も「分からなくはない」と話す。父親が開業医、姉は医大生で、祖父も医者。「姉が現役で合格したので、引け目や悔しい気持ちがあり、自分も現役で入らなければと思っていた。きょうだいはどうしても比べられる」


■ピリピリした雰囲気が漂う

 受験期はピリピリした雰囲気が漂い、ストレスで過食気味だった。女子学生は「親から『六浪くらいしてもいいから、医学部に入って』と言われた友達もいる。跡を継がせなきゃいけないからです」と話す。


 父親が開業医で兄も医大生の東海地方の医大の女子学生(20)は、中学生のころから母親に「医学部に入るために、理系の勉強をしなさい」と言われ続けた。高校で打ち込んでいた部活を辞めさせられて反発したが、結局医学部しか受験させてもらえなかった。


 医大に入っている兄が独立して開業した場合、父親の跡継ぎは自分になる。父親は何も言わないが、同じ道を進んでほしいという思いがひしひしと伝わってきた。「落ちたらどうしよう」という、すさまじいプレッシャーに襲われ、受験が近づくにつれ、よく「キレ」てしまったという。


 勇貴容疑者の行動については「三浪して入れてくれる学校は限られるので、自分も焦るし、親のプレッシャーも掛かる。本人の心が弱っていて、ウワーッと混乱状態になったのでは」と背景を推測する。


 一方、今回の事件報道に接し、「一九八〇年に川崎市で起こった金属バット殺人事件を思い出した」と話すのは、上智大学の福島章名誉教授(犯罪心理学)だ。当時二浪中の予備校生が就寝中の両親を金属バットで殴り殺すという凄惨(せいさん)な事件で、大きな社会問題になった。

 父親は東大卒で、兄も早大卒の学歴をもつ一家。予備校生は当初、「強盗に入られた」などと警官をけむに巻いた話は有名だ。

■『罪悪感なし』他事件と同じ

 二つの事件が似ているのは、「重大な罪を犯しながら、容疑者の感情が鈍磨していて罪悪感をほとんどもっていない」(福島氏)ことだ。今回のケースでも、勇貴容疑者は亜澄さんの遺体を自宅に残し、予備校の合宿に出掛けるという特殊な行動をしている。その際、「サメが死んだから」と見え透いたうそまでついている。妹を殺しておきながら、今年の入試に合格し、歯科医師になるという夢を相変わらずもっていたことになる。

 勇貴容疑者が凶悪な犯行に走った背景には何があるのか。

 昨年六月、奈良で医学部進学を目指す高一の長男が自宅に放火し、家族を殺害した事件のときも指摘されたが、そこには受験のプレッシャーに加え、医者一家という一見恵まれた環境も、勇貴容疑者の心に屈折を与えていたようだ。

 「医者、特に開業医は今では少なくなっている家業の典型で閉鎖社会だ。子どもは医者になることが幸福であり、目標になっている」

 精神科医で帝塚山学院大の小田晋教授はこう話す。

 閉鎖社会の中には、兄弟姉妹の間にも「順位性」や「縄張り」があると小田氏は言う。「妹から見下されたような言葉を浴びせられたことで、勇貴容疑者が劣等感を爆発させ、それによって(自分が妹よりも上だという)順位性を回復しようとしたと考えられる」


 精神科医の作田明氏は両親とも医者という一家に育った。しかも自身、医学部に合格するため三浪した。

 「家族がみな同じ資格をもち、同じ方向を向いていると、その中で違う方向にいくのは難しい。特に男の子がほかの道に進むことには家族全体が許容しない雰囲気がある」と作田氏は医師一家がもつ独特の“空気”を明かす。

 父親の衛さんと兄はともに日大歯学部に進んでいる。自らも日大出身の新潟青陵大学の碓井真史教授(社会心理学)によると、「日大は愛校心が強く、親は子どもを日大に進ませたいという気持ちを強く持っている」という。

 そんな家庭で、医者の道に進まず、芸能事務所にも所属していた亜澄さん。作田氏は「勇貴容疑者は、自由な道を選び、楽しそうに見える妹に対してねたましい気持ちをもっていたと考えられる。だからこそ、ふだんはおとなしく、他人に怒りの感情を向けられない勇貴容疑者が、この妹の一言に爆発してしまったのではないか」とみる。

 妹から「夢がない」となじられた勇貴容疑者だが、「容疑者の歯科医師になるという夢は、自分自身の夢ではなく、両親から与えられたものではなかったのか。自分で選び取った夢ならば、実現しなくてもいい思い出になるが、人に無理やり与えられた目標は苦しく、みじめで、後から思い出したくもない。だからこそ妹の『夢がない』という言葉が容疑者の心にぐさっと突き刺さってしまった可能性がある」(碓井氏)。

 親の期待通りに歯学部に進んだ兄と自由奔放に生きる妹。勇貴容疑者がそのどちらにもなれなかったことに、碓井氏は悲劇の原因を見てとる。

 「勇貴容疑者は合格することでしか親の愛を得ることはできないと思い込んでしまったのではないか。仕事や進学で成功することでしか親の愛が得られないと考えている子どもは、それに失敗したと思ったとき、とんでもないことに走ってしまう。そうならないためにも、親は子どもに向かって日ごろから『おまえのことが好きだよ』とちゃんと本人に伝えておくべきだ」


<デスクメモ> 五人兄弟の末っ子だ。小さいころから、年の離れた兄には何をしてもかなわないと観念していた。その意味では、分もわきまえて、兄と違う道を選んだのは正解だったと思っている。医者の子は医者。開業医なら、なおさら、親の思いは強いのだろう。しかし、違う道もあるんだ、ということを知ってほしい。

スポーツ新聞は信用できない。

8d8a7ca1.jpg

勇貴容疑者は「(犯行時に)着ていた自分の服を洗濯した」と供述。犯行後、父親に「(亜澄さんを)知らないか」と尋ねられ「知らない」と答えたという。同容疑者が遺体の胸を切り取り、亜澄さんの下着を参加した予備校の合宿に持っていったとの情報もある。


まさか、ネットの情報をそのまま書くとは・・・。

高峯駆(たかみねかける)


東京都渋谷区の歯科医、武藤衛さん(62)方で長女の短大生、亜澄(あずみ)さん(20)の切断遺体が見つかった事件で、亜澄さんの遺体から頭髪と胸部、下腹部が切り取られていたことが分かった。死体損壊容疑で逮捕された次兄の予備校生、勇貴容疑者(21)は胸部などについて「流し台のディスポーザー(生ごみ処理機)で処分した」と供述している。性別などの判別を困難にする工作と取れる半面、激しい恨みを示す行為ともみられ、警視庁捜査1課は理由を追及している。
 調べによると、亜澄さんの遺体は十数個に切断され、四つのポリ袋に入れられて勇貴容疑者の自室のクローゼットなどに隠されていた。ほとんどが関節部分で切断されていたが、胸部と下腹部が切り取られていた。また、頭髪は短く切られていた。勇貴容疑者は、切断した遺体を「後で捨てるつもりだった」と供述している。切断に使ったのこぎりと文化包丁は洗い、返り血を浴びた着衣は洗濯したという。
 また、殺害状況については「頭を殴ったが、気絶した後で起き上がったので首を絞めた」と供述している。遺体には水死の形跡もあり、捜査1課は、激しく暴行した後で亜澄さんを浴室に運び、水を張った浴槽に頭を沈めた可能性があるとみている。
 同課は5日午後、勇貴容疑者を同容疑で送検した。


東京都渋谷区の歯科医師武藤衛さん(62)宅で、長女の短大生亜澄(あずみ)さん(20)の切断された遺体が見つかった事件で、二男の予備校生、勇貴容疑者(21)は、洗面所で顔を洗っていた亜澄さんを木刀で殴っていたことがわかった。

 亜澄さんはその後、ひものようなもので首を絞められていたことも判明。勇貴容疑者が、妹の亜澄さんからなじられた後、いったん自室に戻って複数の凶器を準備していることから、警視庁捜査1課と代々木署は、初めから殺害しようと思って亜澄さんを襲ったとみている。

 供述によると、勇貴容疑者は先月30日午後3時ごろ、2階の居間でテレビを見ていた亜澄さんに「私には夢があるが、勇君には夢がない」などとなじられた。その後しばらくしてから、3階の自分の部屋に戻って木刀を持ち出し、同じ階の洗面所で顔を洗っていた亜澄さんを背後から数回殴ったという。

ダメ、日大歯学部多浪

東京都渋谷区の歯科医、武藤衛(まもる)さん(62)宅で長女の短大生、亜澄(あずみ)さん(20)の切断遺体が見つかった事件で、警視庁捜査1課と代々木署は4日、兄の予備校生、勇貴(ゆうき)容疑者(21)を死体損壊容疑で逮捕した。「妹から『夢がない』となじられ、かっとなって殺した」と殺害も認めている。
 調べでは、勇貴容疑者は12月30日午後3時ごろ、自宅で亜澄さんの遺体の頭部、両肩、腹部、両足などを自宅にあった文化包丁とのこぎりで切断した疑い。遺体は関節部分で十数個に切断し、4つのポリ袋に入れ、自宅3階の自分の部屋のクローゼットや物入れに分けて隠していた。室内の血痕はふき取っていた。
 勇貴容疑者は調べに対し、「『私には夢があるけど、勇君(勇貴容疑者)には夢がないね』となじられ、頭にきて殺した」と供述。亜澄さんは当時、勇貴容疑者に対して「私は勉強しているから夢が持てる。(勇貴容疑者は)しっかり勉強しないから夢がかなわない」との趣旨のことを話したという。切断した遺体については「後で捨てるつもりだった」と供述しているという。
 武藤さん方は、双方とも歯科医の両親と大学歯学部生の長男(23)、二男の勇貴容疑者、亜澄さんの5人暮らし。勇貴容疑者は、千代田区にある予備校の歯学部受験コースに通っていた。
 母親は12月30日昼、長男と一緒に東北地方に帰省のため自宅を出る際、「後で来なさい」と亜澄さんに話しており、勇貴容疑者は母親らの出発直後に殺害したらしい。武藤さんは30日夜に外出先から帰宅、31日深夜に帰省したが、遺体に気づいたのは帰省先から戻った翌日の3日夜だった。事件発覚を逃れるため、勇貴容疑者は武藤さんに「友達からもらった観賞用のサメが死んだ。部屋に置いてあるが、においがしても開けないで」と言っていたという。
 勇貴容疑者は12月31日から今月11日までの予定で神奈川県で開かれた予備校の合宿に参加。家族とは別に過ごしていた。捜査1課は4日未明、合宿先から勇貴容疑者に同行を求め、事情聴取。追及したところ事件への関与を認めた。
 ◇歯科一家、同じ道目指し浪人
 近所の人によると、武藤さん方は夫妻とも歯科医で、父親の代から地元で開業している。長男は大学歯学部に通い、勇貴容疑者も同じ道を目指していた。
 勇貴容疑者は東京都内の中高一貫私立校を卒業後、私大の歯学部を受験するために医歯学系予備校に通っていた。年齢的には3浪に当たる。予備校は、入学費と授業料が約300万円で、年末からの合宿も約60万円と高額だった。
 近所の無職の男性(65)は「中学のころに『いい学校に入らなければならないんだ』と話すなど勉強に悩んでいる様子が気になった。最近は、頑張れよ、と声をかけたらニコニコ笑っていたし、兄妹の仲が悪いとも聞いたことがない」と複雑な表情だった。
 別の60代男性は「武藤さん夫妻は腕のいい歯科医で、奥さんは数年前、『長男が歯学部に受かった』とうれしそうに言っていた」と、勇貴容疑者への期待をうかがわせる話をした。
 予備校の理事長は「おとなしく、まじめにやっていた。あいさつもしっかりでき、宿題を忘れた時は申し訳ないと自分から担任に謝りに行く生徒だった。合宿中に体調や精神面で変化があれば気づくはずだが、普段と変わらなかったと聞いている。とても信じられない」と肩を落とした。

サダム・フセイン

バグダッドのイラク高等法廷は5日、シーア派住民148人を殺害したとして人道に対する罪などに問われていた元大統領サダム・フセイン(69)に対し、求刑通り死刑判決を言い渡した。

 人道に対する罪で元国家元首が断罪されるのは史上初。同国の刑事訴訟法では極刑判決の場合、自動的に上訴審が開かれる。死刑が確定すればフセインは絞首刑に処せられる。判決によると、フセインらは、1982年にドゥジャイル村で起きたフセイン暗殺未遂事件を受け村民148人に対する報復殺害を命じた。

 2005年10月19日の初公判以来、1年余りでのスピード判決となった。

 イラク戦争で03年にフセイン政権が崩壊するまで、30年余りにわたってイラクを支配してきた「独裁者の犯罪」に対する最初の判決となる。
(読売新聞)


イラク中部ドゥジャイルのイスラム教シーア派住民148人を殺害した「人道に対する罪」で死刑が確定していた同国元大統領サダム・フセイン(69)に対し、絞首刑による死刑が30日午前6時(日本時間同日正午)ごろ執行された。


 同国国営テレビが伝えた。約30年にわたり同国を強権支配、2003年のイラク戦争で政権の座を追われた独裁者は、自国民の手で裁かれ、「罪人」として刑死した。


 マリキ政権は処刑で求心力回復を期待するが、旧政権残党などの報復攻撃が激化、治安がさらに悪化する懸念もある。


 フセインは、軍などのクーデターでバース党政権が誕生した翌年の1969年、最高意思決定機関「革命指導評議会」副議長に就任して実権を掌握し、79年に大統領に就任した。イラン・イラク戦争(80~88年)やクウェート侵攻(90年)を指揮。国内では、政敵や反体制勢力を力で徹底排除・弾圧する恐怖政治を敷いた。米軍主導のイラク戦争で03年4月に政権は崩壊、同年12月、出身地のティクリート郊外の潜伏先で米軍に拘束された。


 検察当局は、82年にドゥジャイルで起きたフセイン暗殺未遂事件を受けて住民を殺害した罪でフセインらを起訴。05年10月にイラク高等法廷で1審が始まり、06年11月5日、死刑判決が下された。続く上訴審が12月26日に1審判決を支持、死刑が確定した。


AP通信によると、イラクのルバイエ国家安全保障担当顧問は30日、死刑の際のサダム・フセイン元大統領(69)の様子について、すべてを委ねた様子で抵抗することなく刑に臨んだ、と述べた。

  これは、国営テレビのイラキーヤに語ったもので、元大統領は、手錠をかけられたまま、死刑執行室に到着。判事が判決文を読み上げた。元大統領は、何も求めなかったが、イスラム教の聖典コーランを持っていたという。元大統領が、執行室に立った時点から、写真撮影とビデオ撮影が始まったようだ。

  ルバイエ顧問は、「サダムの死刑は、イラクが100%執行したもので、米国側が干渉することはなかった」と述べた。

  また、死刑に立ち会ったマリキ首相の政治顧問アスカリ氏によると、元大統領は、死刑執行のため、米軍の敷地内にある収容所から出される際、もがく様子も見られたが、最期の瞬間は落ち着いていたという。元大統領は、刑に臨む際、囚人服ではなく、ジャケットにズボン、帽子、靴を履いていた。色はすべて黒だったという。

  死刑直前、元大統領は、帽子を脱がされ、最後に何か言うことはないか、と問われたが、「何も言いたくはない」と述べたという。しかし、元大統領は、首にロープを巻かれる前に、「神は偉大なり。この国家は勝利するだろう。パレスチナはアラブのものだ」などと叫んだという。

  アスカリ氏によると、イラク政府は、元大統領の遺体をどうするのかについてはまだ決めていないとしている。


【カイロ30日時事】イラク中部のイスラム教シーア派の宗教都市クーファの市場で30日、自動車爆弾が爆発、ロイター通信によると30人が死亡、45人が負傷した。
 爆発があった市場は、イスラム教の犠牲祭を前に買い物する人々で混雑していた。
 クーファは、シーア派強硬指導者ムクタダ・サドル師派の拠点の1つ。爆発はフセイン元イラク大統領の死刑が執行されてから数時間後に発生しており、これに反発した元大統領を支持するスンニ派武装勢力による犯行の可能性がある。